2022年春の年会

講演情報

一般セッション

V. 核燃料サイクルと材料 » 505-1 放射性廃棄物処理

[2K09-13] 吸着・分離2

2022年3月17日(木) 14:45 〜 16:15 K会場

座長:長谷川 健太 (JAEA)

14:45 〜 15:00

[2K09] 難燃性低気化熱希釈剤とCHON抽出剤を用いたプロセスによるMA分別保管技術の開発

(11)安定化プロセスにおける希土類・ウラン酸化物固溶体の結晶構造解析

*山村 朝雄1、田端 千紘1、中瀬 正彦2、針貝 美樹2、柿木 浩一3、小川 尚樹3、濵口 涼吉3、塚本 泰介3、島田 隆3 (1. 京都大学複合原子力科学研究所、2. 東京工業大学科学技 術創成研究院、3. MHI)

キーワード:アクチノイド、希土類、蛍石構造酸化物

溶媒抽出で得られるマイナーアクチノイド(MA)について、数十年程度の期間、熱的にも安定な酸化物固溶体として保管するとの観点から、水熱法を含む方法で直接的な酸化物生成を行ったのち、蛍石構造を有するウラン二酸化物マトリックス中にMAの模擬物質としての希土類元素を固溶させた。今回のこの固溶体の結晶構造解析の結果を報告する。