2022年春の年会

講演情報

一般セッション

II. 放射線工学と加速器・ビーム科学および医学利用 » 203-1 加速器(医療用を含む)・放射光・レーザー

[3C01-04] レーザー利用

2022年3月18日(金) 09:30 〜 10:45 C会場

座長:岡本 一将 (阪大)

09:45 〜 10:00

[3C02] 10kWファイバーレーザーとロボットシステムを活用した遠隔加熱実験(その2)

*西村 昭彦1,2、北川 義大1 (1. 原子力機構、2. 福井大)

キーワード:レーザー加熱、FBGセンサ―、ファイバレーザー、遠隔技術、蓄熱プラント

JAEAのオープンファシリティープラットホームとして外部に供されている敦賀総合研究開発センターのレーザー加工システムを活用した事例について紹介する。10kWファイバーレーザーとレーザースキャナーを搭載したロボットシステムは、レーザー加工分野として、加熱、溶接、蒸発、切断、表面改質など、レーザー集光強度とガスジェットの組み合わせにより、さまざまな用途に活用できる。 溶融塩や低融点金属を蓄熱材として活用することで、再生可能エネルギーの変動分を平準化することが求められる。本発表では、耐熱圧力計の開発に表記のレーザーとロボットシステムを活用した例を紹介する。また、レーザー遠隔加熱による熱歪を蓄積させることで、遠隔・非接触での金属加工が可能である。 この事例についても紹介する。 本成果は、科研費基盤C「溶融塩高温蓄熱プラントの圧力管理を目指したレーザー加工耐熱FBGセンサの活用」の成果の一部である。