2024年春の年会

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一般セッション

V. 核燃料サイクルと材料 » 505-2 放射性廃棄物処分と環境

[1A04-08] 人工バリア

2024年3月26日(火) 10:50 〜 12:10 A会場 (21号館2F 21-203)

座長:渡邊 直子(北大)

11:50 〜 12:05

[1A08] 振動ローラ加速度応答を利用したベントナイト混合土の締固め管理

*久慈 雅栄1、石黒 健1、平田 昌史1、福田 和人1、岩谷 隆文1 (1. 前田建設工業)

キーワード:ベントナイト混合土、転圧試験、加速度応答、面的管理、ヒートマップ

放射性廃棄物処分では,人工バリア材としてベントナイト混合土の利用が計画されている.ベントナイト混合土は,ベントナイトと母材の配合,初期含水比,転圧密度を適切に管理することにより,低透水性を発揮することができる.これまで実施された実規模転圧試験では,転圧土からのサンプリングによりその性能を確認しているのが現状であるが,転圧土の破壊を伴いかつ点情報となっており,実施工では極力避けることが望まれる.これに対し,一般土工の盛土において,振動ローラの加速度応答を利用した非破壊かつ面的情報による転圧管理手法が開発され,さらにICT技術を取り込んで進化している.そこで,この盛土の転圧管理手法を,ベントナイト混合土に適用した.その結果,転圧範囲を面的に転圧管理できるとともに,RIを利用した自走式ロボットにより非破壊で含水比と湿潤密度を取得でき,透水係数分布をヒートマップで示せる可能性があることが示された.

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