2024年春の年会

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一般セッション

V. 核燃料サイクルと材料 » 505-3 原子力施設の廃止措置技術

[1A15-18] 事故炉の廃止措置

2024年3月26日(火) 16:20 〜 17:30 A会場 (21号館2F 21-203)

座長:木下 哲一(清水建設)

17:05 〜 17:20

[1A18] 事故炉原子炉建屋の劣化シナリオとその長期保全計画への反映検討(続報)

*堂﨑 浩二1、青木 孝行1 (1. 東北大学)

キーワード:事故炉、鉄筋コンクリート構造、経年劣化、点検、長期保全計画

事故炉の安全かつ着実な廃止措置を進めるためには、原子炉建屋の長期保全計画を適切に定めることが必須である。このため、事故炉原子炉建屋の環境の実測または推定方法、劣化進展の可能性、その進展予測に基づく点検実施時期の特定方法、事故炉原子炉建屋の事故直後の状態及び将来の状態の推定方法について調査・検討している。前報ではこれらの推定・特定方法の方向性について報告した。本報ではその続編として、事故炉原子炉建屋の環境の実測または推定方法について具体化するとともに、鉄筋コンクリート建物群に対する長期の劣化調査及び将来の劣化予測の検討例を参考に、事故炉原子炉建屋コンクリートの劣化進展予測方法についての考え方を工学的に展開し、有望な数理的手法の枠組みを検討した結果を報告する。

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