2024年春の年会

講演情報

一般セッション

II. 放射線工学と加速器・ビーム科学および医学利用 » 201-1 原子核物理,核データ測定・評価・検証,核反応工学

[2I01-03] 多核子移行反応

2024年3月27日(水) 09:30 〜 10:20 I会場 (21号館3F 21-319)

座長:岩元 大樹(JAEA)

09:30 〜 09:45

[2I01] JAEA反跳生成核分離装置を用いた多核子移行反応における蒸発残留核測定

*洲嵜 ふみ1、西尾 勝久1、牧井 宏之1、廣瀬 健太郎1、オルランディ リカルド1、スモールコーム ジェームス1、中島 滉太2、浅井 雅人1、久保野 茂3、渡邉 裕4 (1. JAEA、2. 近大、3. 理研、4. KEK)

キーワード:反跳生成核分離装置、多核子移行反応、蒸発残留核

天体での元素合成や超重元素研究の分野で、中性子数の多い重元素原子核をつくる多核子移行反応が注目されているが、反応直後の複合核のスピン分布など未だ解明されていない点が多い。本研究はJAEAタンデム加速器下流に設置された反跳生成核分離装置(JAEA-RMS)を用いて、多核子移行反応で生成される複合核から核分裂との競合の中、蒸発残留核を生成する確率を求めることで、反応直後の複合核のスピン分布について情報を獲得し、指針となるモデル構築につなげることを目指す。本講演では30Siビームを209Bi標的に照射した実験結果を紹介する。

予稿パスワード認証
予稿集購入者向けのパスワード入力ボックスです。
参加者は、参加者用ログインからログインすると、予稿閲覧可能です。
ログインIDとパスワードは参加料決済後にメールで通知しています。

パスワード