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[2I02] 多核子移行反応で生成された蒸発残留核の分離とα崩壊測定
キーワード:多核子移行反応、反跳生成核分離装置、蒸発残留核
多核子移行(MNT)反応は超重元素領域における中性子過剰核の生成方法として注目されている。しかし、その反応メカニズムは十分解明されていない。そこで原子力機構では条件を様々に変え、MNT反応で生成される蒸発残留核(残留核)の生成断面積の系統的な測定を開始した。実験ではJAEAタンデム施設に設置された反跳生成核分離装置(RMS)を用いて残留核を分離した。まず、30Si + 209Bi系の測定を行った。RMSの焦点において、これらのα崩壊事象をデジタル信号処理で記録した。寿命の短い核種によるパイルアップ波形を処理し、核種の同定を試みた。
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