第60回全日本病院学会

セッション情報

人間ドック委員会

人間ドック委員会
「医療職のためのこれからの特定保健指導」

2018年10月6日(土) 16:00 〜 18:00 第7会場 (ファンタジー)

座長:西昂 (公益社団法人全日本病院協会 常任理事 / 公益社団法人全日本病院協会 人間ドック委員会 委員長 / 医療法人康雄会 西病院 理事長)

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 平成20年度に特定健診・特定保健指導は、内臓脂肪の蓄積に起因する糖尿病などの発症や重症化を予防することを目的に導入されました。本制度は特定健診の結果に基づき、加入者一人ひとりのリスクに応じた対応(情報提供・動機付け支援・積極的支援)を行うものです。本制度により健診データは電子的に標準化され、データの蓄積・分析が可能となりました。
 平成26年3月、保健事業指針の一部が改正され、すべての健保組合は、健康・医療情報(健診・レセプトデータ)を活用してPDCAサイクルに沿った効果的かつ効率的な保健事業の実施を図るため、保健事業の実施計画(データヘルス計画)を策定し、実施することになりました。
 また、「経済財政運営と改革の基本方針2017」、「未来投資戦略2017」などでもデータヘルスの強化が掲げられており、データヘルス計画の仕組みを活用して、健保組合などが効果的に保健事業に取り組むだけでなく、企業の健康経営との連携(コラボヘルス)や、先進的な取組みの横展開が期待されています。
 そこで今回の人間ドック委員会企画では株式会社ミナケア 代表取締役 山本 雄士様(医師・産業医)に「データヘルス時代の特定保健指導」をテーマにご講演いただきます。
 最後に質疑応答も予定していますので、これからの特定保健指導について活発な議論をお願いいたします。

※注 本企画は日本医師会認定産業医研修会として承認(専門2単位)されております。
※注 本企画は全日病 保健指導士(AJHA ヘルスマネージャー)更新のための単位(2単位)に該当いたします。