2019年9月28日(土) 10:40 〜 12:10 第4会場 (レセプションホール 東)

座長：高橋肇(公益社団法人全日本病院協会 常任理事/公益社団法人全日本病院協会 広報委員会 委員長/社会医療法人 高橋病院 理事長・院長) ,小森直之(公益社団法人全日本病院協会 広報委員会 副委員長/医療法人社団恵仁会 なぎ辻病院 理事長)
演者：浜脇澄伊(医療法人社団おると会 浜脇整形外科病院 理事長) ,宇野雄祐(社会医療法人社団宏潤会 大同病院 理事長) ,譜久山剛(医療法人社団医仁会 ふくやま病院 理事長)

　近年、持続可能な地域社会の実現に向けてSDGs（Sustainable development goals: 持続可能な開発目標）が策定され、自治体、企業でも積極的に導入し、活性化に向けて取り組みを始めている。病院においても、少子高齢化をはじめ、生産年齢人口が激減する中、社会インフラとしての役割を担っている立場から、地域のニーズや特性を活かし、自院の固有の価値を創出していくことがブランディングにつながる。各病院が広報活動を通じ、様々な地域でのイベントや社会貢献事業、地域コミュニティの活性化、サポーター、ボランティアの育成など地域に根差した活動を実践し、自発的に様々な地域課題の解決に取り組んでいる。これらの取り組みが、地域住民や行政、企業を巻き込んだ地域の活性化、一部では街づくりにもつながっている。　日本の社会構造が激変する中、病院もパラダイムシフトへの転換期に来ている。今回の企画を通じて、先進的な取り組みを実践されている3 名の演者の方々にご登壇いただく。この時代の変革期に病院の抱える様々な問題を解決する一助になることを期待する。