第61回全日本病院学会

セッション情報

救急・防災委員会

救急・防災委員会
マスギャザリングと爆発災害

2019年9月28日(土) 16:10 〜 17:40 第5会場 (レセプションホール 西)

座長:林秀樹(公益社団法人全日本病院協会 理事/公益社団法人全日本病院協会 救急・防災委員会 委員/医療法人芳越会 ホウエツ病院 理事長) ,山本保博(公益社団法人全日本病院協会 救急・防災委員会 特別委員/医療法人伯鳳会 東京曳舟病院 院長)
演者:齋藤大蔵(防衛医科大学校 防衛医学研究センター 外傷研究部門 教授) ,冨岡譲二(社会医療法人緑泉会 米盛病院 副院長/国際協力機構 国際緊急援助隊医療チーム 総合調整部会長) ,小井土雄一(国立病院機構災害医療センター 臨床研究部長 /厚生労働省DMAT事務局 事務局長/一般社団法人日本災害医学会 前代表理事) ,奥寺敬(富山大学大学院 医学薬学研究部 危機管理医学 教授)

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シンポジスト全員にまず話をして頂き、その後フロアを交えて総合討論を行う。
 齋藤大蔵先生にはまず、爆発災害を総論的に考えてもらいたい。世界的にはどんな爆発事象が主流となっているかを説明してもらう。
 冨岡譲二先生には世界で頻発する爆発災害を分析し国際緊急援助隊医療チームで世界中の災害現場に派遣されている立場から解説をお願いしたい。
 小井土雄一先生には、日本災害医学会の立場で東京2020 オリンピック・パラリンピックの防災計画含めて論じてもらう。
 奥寺敬先生にはオリンピック長野大会時の災害対応はどうであったのかを説明いただき、その教訓から東京2020 オリンピック・パラリンピックにおけるテロの危険性にどう対応すべきかを考えてもらう。
 今回のテーマである、「マスギャザリングと爆発災害」にたいしての対応を全員で考えてもらい、AMAT やDMAT が出動しなければならない場合も含めて、特に爆発災害にCBRNE が複合する場合にはAll hazard approach として除染まで考える必要があるだろう。東京2020 オリンピック・パラリンピックという大規模イベントを1 年後に控え、過去の経験も含めて皆で爆発のSecond hit の重要性や病院のゲートコントロールなどの問題も考えみたいと考えている。

演者:小井土雄一 (1.国立病院機構災害医療センター 臨床研究部長, 2.厚生労働省DMAT事務局 事務局長, 3.一般社団法人日本災害医学会 前代表理事)