演者:大田泰正1,2,3,4 (1.公益社団法人全日本病院協会 常任理事, 2.公益社団法人全日本病院協会 外国人材受入事業 構成員 , 3.公益社団法人全日本病院協会 国際交流委員会 委員, 4.社会医療法人祥和会 脳神経センター・大田記念病院 理事長)
Session information
外国人材受入事業
外国人材受入事業
外国人材の受入れについて
Sun. Sep 29, 2019 10:30 AM - 12:00 PM 第5会場 (レセプションホール 西)
座長:山本登(公益社団法人全日本病院協会 常任理事/公益社団法人全日本病院協会 外国人材受入事業 担当役員/公益社団法人全日本病院協会 国際交流委員会 委員長/医療法人五星会 菊名記念病院 理事長)
演者:大田泰正(公益社団法人全日本病院協会 常任理事/公益社団法人全日本病院協会 外国人材受入事業 構成員 /公益社団法人全日本病院協会 国際交流委員会 委員/社会医療法人祥和会 脳神経センター・大田記念病院 理事長) ,須田雅人(公益社団法人全日本病院協会 理事/公益社団法人全日本病院協会 外国人材受入事業 構成員/公益社団法人全日本病院協会 国際交流委員会 副委員長/医療法人赤枝会 赤枝病院 院長) ,Mr.VU DUC THINH(TOCONTAP SAIGON JSC 渉外部 部長)
元号は平成から令和となり、団塊世代が後期高齢者となる2025年まで数年を残すのみとなったが、 日本の総人口は2008年をピークに減少に転じ2050年に1 億人を下回るが、団塊ジュニアの引退による2040年問題も取り沙汰されている。この様な少子・高齢化の進展、生産年齢人口の減少・労働力不足、医療・介護費の増大など、様々な社会的・経済的な課題に対し我々は真正面から向き合うことが余儀なくされている。
国際交流委員会では前回学会後に発布された新たな外国人材導入の枠組みも検討対象に加え、介護技能実習生導入を中心に活動してきた。本学会では昨年11 月に人材送出機関において日本語教育等が開始され、今年の11 月以降に来日予定の介護技能実習候補者の教育状況・エピソードなどをご紹介。この他、海外における外国人材の日本語教育の現状、費用や、ベトナム、ミャンマーから外国人材を募集採用するためのセミナー開催状況やその結果のご報告を行う予定である。
最近のベトナム求人状況については、日本の他業種に対する技能実習生の派遣数増加や、諸外国との人材獲得競争の激化、或いはベトナム国内GDP上昇により外国に行かなくとも高収入が獲得出来る機会の増加など、人材確保のハードルが高くなり応募者が求める報酬額も上昇傾向にある。当事業における基本路線は、ベトナムの医療短大看護学部3 年卒が募集対象であるが、募集条件を少し緩和した介護専門学校2 年卒や、非看護の医療関連4年制大学の卒業生、更には外国人材の募集対象国にミャンマーを加える等、募集対象の拡大を図る事も考えている。
今年の4 月に施行された「特定技能1 号」に関しては、出入国管理及び難民認定法の中に規定される「人材を確保することが困難な状況」にあるため外国人により不足する人材の確保を図るべき産業上の分野として、14 業種が特定産業分野※に該当し、その中に「介護」も含まれ、技能実習2号終了者の移行も可能となっていることから事業化の検討を開始した。
※特定産業分野とは、介護、ビルクリーニング、素形材産業、産業機械製造業、電気・電子情報関連産業、建設、造船・舶用工業、自動車整備、航空、宿泊、農業、漁業、飲食料品製造業、外食業、これらの14 業種のみが特定技能の在留資格を持つ外国人を雇用可能。
本学会では座長の委員長:山本が総論的に外国人材受入れの概要、ベトナム、ミャンマーにおける募集採用セミナーの結果、現在ベトナムで介護技能実習候補生として勉強中の実習生紹介、今後の事業展開等を説明、須田副委員長、大田委員からは自施設での外国人材受入れの経験を踏まえた課題等の説明、そして今回新たに業務提携したベトナム人材送出機関TOCONTAP 社のティン渉外部部長に介護技能実習生の教育方針等の説明をいただく予定である。
演者:須田雅人1,2,3,4 (1.公益社団法人全日本病院協会 理事, 2.公益社団法人全日本病院協会 外国人材受入事業 構成員, 3.公益社団法人全日本病院協会 国際交流委員会 副委員長, 4.医療法人赤枝会 赤枝病院 院長)
演者:Mr.VUDUCTHINH (TOCONTAP SAIGON JSC 渉外部 部長)