第61回全日本病院学会

セッション情報

介護医療院協議会

介護医療院協議会
今こそ目指せ、介護医療院

2019年9月28日(土) 15:40 〜 17:10 第4会場 (レセプションホール 東)

座長:土屋繁之(公益社団法人全日本病院協会 常任理事/公益社団法人全日本病院協会 介護医療院協議会 議長/公益社団法人全日本病院協会 高齢者医療介護委員会 副委員長/医療法人慈繁会 土屋病院 理事長)
演者:眞鍋馨(厚生労働省 老健局 老人保健課長) ,猿原大和(医療法人社団和恵会 湖東病院 理事長) ,本郷俊之(医療法人慈繁会 土屋病院 事務長) ,本庄弘次(公益社団法人全日本病院協会 介護医療院協議会 構成員/公益社団法人全日本病院協会 高齢者医療介護委員会 委員/医療法人弘生会 本庄内科病院 理事長・院長)

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平成30 年4 月に介護医療院が創設され1 年半が過ぎようとしている。この間地域医療情勢を鑑みながら各地で介護医療院への移行が進んでいる。平成31 年3 月31 日時点介護医療院施設数は150 施設、療養床数は10,028 床と公表されている。この数字が新設された介護医療院を正しく評価しているかは不明であるが、地域医療事情によっても違うであろうし、介護医療院が真に求められている機能を十分発揮できるまでにはもう少し時間がかかりそうである。そこで今年の介護医療院協議会では「今こそ目指せ、介護医療院」と銘打って厚生労働省老健局眞鍋 馨老人保健課長より「介護医療院創設の意義と将来展望」と題して介護医療院の現状分析と、今後の展望をお話頂く。そして全日病会員病院から大規模に介護医療院へ移行した医療法人社団和恵会湖東病院理事長猿原大和先生に決断に至った経緯と開設してからの状況にについてご教示頂く。また小規模病院で病床の一部を介護医療院へ転換した医療法人慈繁会土屋病院事務長本郷俊之氏に小規模病院の生き残りをかけた介護医療院に向けての経営的取組みの実際をお話し頂く。そして最後に医療法人弘生会本庄内科病院理事長・院長本庄弘次先生に地域医療根ざした立場での介護医療院の在るべき姿と実際の取組みをご教示頂き、今後どのように介護医療院があるべきか、どう決断し介護医療院への移行に踏み切るかをご議論頂く。全日病会員病院多くは長く地域に根ざし、地域医療をしっかりと支えてきている。その病院が今介護療養病床廃止、介護医療院創設という大きな動きの中で決断を迫られている。当協議会企画のシンポジウムが皆さまの一助となること期待している。

演者:本庄弘次1,2,3 (1.公益社団法人全日本病院協会 介護医療院協議会 構成員, 2.公益社団法人全日本病院協会 高齢者医療介護委員会 委員, 3.医療法人弘生会 本庄内科病院 理事長・院長)