日本調理科学会2019度大会

大会実行委員長挨拶

一般社団法人日本調理科学会2019年度大会のご案内

大会実行委員長: 三成由美(中村学園大学)

 会員の皆様には平素より日本調理科学会の活動に深いご理解とご協力をいただき、厚く御礼申し上げます。
 日本調理科学会は、調理に関する科学的研究の推進ならびにその知識の普及さらに健全な食生活を目指した啓発活動を目的として設立され、現在、全国の大学・短期大学、高等学校、研究所、業界などの食物関係の研究者、教育者、技術者など会員約1,800名で構成されております。今日、調理科学の果たすべき役割は、健康・教育はもとより環境・福祉の分野をも合わせ広域化し、当学会でも社会の要請に即応した事業を積極的に展開中です。
 このたび「日本調理科学会2019年度大会」を8月26日、27日に中村学園大学にて開催いたします。内容は、事業報告会、研究発表、特別講演「アジアの伝統食と健康」となっております。
 特に健康については、ヒトが生命を維持し、その健康を保持・増進させるために必要なエネルギーや栄養素を摂取するには、安全でおいしく食べられる食物を調理することが重要で、食文化や食環境を踏まえた上で、対象者に応じた食事提供を行うことが求められており、これには調理を科学することがカギだといえます。さらなる「調理科学」の発展を目指し、一層の深化、社会貢献となる大会にしたいと存じます。多数の会員の皆様のご参加をお待ちしております。