2020年度全国大会(第55回論文発表会)

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Reports of CPIJ

Report Session II

Sun. Nov 8, 2020 3:30 PM - 5:15 PM 第V会場

司会:柏﨑 梢(東洋大学)

4:36 PM - 4:45 PM

[215] かわまちづくりの維持管理に関する「デザイン・サーキュレーション」に係る一考察

―天竜川下流マスコット・キャラクター「りゅっぴぃ」による展開事例

○尾藤 文人1 (1. 前国土交通省)

Keywords:インフラの維持管理、デザイン・サーキュレーション、かわまちづくり

インフラの維持管理には膨大な費用や人材が必要である。これを解決するには、少子高齢化を迎える日本にとって、公費による所得の再分配機能は衰える一方で困難な状況である。そこで、例えば、野球チームやフットボールチームのエンブレムのようなシンボリックなデザインによって、「サーキュレーションする」、すなわち「広義な維持管理などをする」という意味である。例えば、「天竜川」と言っても一般的な「川」をイメージ出来ても、特定なイメージを持つ事が出来ないだろう。これをシンボルとしてマスコット・キャラクターを設定し、かわまちづくりに活かしたらどうだろうか。