11:00 〜 11:20
[4] 来訪者の視点からみた篠山盆地を構成する山並みに着目した眺望景観の視覚的特徴
キーワード:盆地、山並み、眺望景観、因子分析、景観構成要素
本研究では篠山盆地を構成する山並みに着目した眺望景観を対象に、来訪者の視点からみた視覚的特徴を明らかにすることを目的とした。
20枚の景観写真を用いた印象評価実験と因子分析の結果を踏まえてクラスター分析を行い、『Type I:象徴性が低いタイプ』、『Type II:重畳性が卓越するタイプ』、『Type III:象徴性がやや高く重畳性がやや低いタイプ』、『Type IV:象徴性が卓越し重畳性が低いタイプ』、『Type V:象徴性と重畳性ともに低いタイプ』の5つのタイプに類型化した。その結果を踏まえ、景観写真のタイプと景観構成要素の関係を分析した。
結論として、『Type II:重畳性が卓越するタイプ』では、複数の山や微地形の重畳を主とする山並みを遠景で平均12%程度確認できるとともに、視点場から山並みまでの距離が1.0〜4.0km程度、仰角5°以下で捉えることができるなどの眺望景観の視覚的特徴を示した。
20枚の景観写真を用いた印象評価実験と因子分析の結果を踏まえてクラスター分析を行い、『Type I:象徴性が低いタイプ』、『Type II:重畳性が卓越するタイプ』、『Type III:象徴性がやや高く重畳性がやや低いタイプ』、『Type IV:象徴性が卓越し重畳性が低いタイプ』、『Type V:象徴性と重畳性ともに低いタイプ』の5つのタイプに類型化した。その結果を踏まえ、景観写真のタイプと景観構成要素の関係を分析した。
結論として、『Type II:重畳性が卓越するタイプ』では、複数の山や微地形の重畳を主とする山並みを遠景で平均12%程度確認できるとともに、視点場から山並みまでの距離が1.0〜4.0km程度、仰角5°以下で捉えることができるなどの眺望景観の視覚的特徴を示した。