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[205] COVID-19に伴う緊急事態宣言下における都市公園・緑道ネットワークの利用実態に関する研究
-港北ニュータウンを例に
キーワード:新型コロナウィルス感染症、都市公園、緑道、利用者行動、港北ニュータウン
COVID-19感染拡大による二回目の緊急事態宣言期間を含む2020年12月~2021年2月、横浜市の港北ニュータウンの神社、街区公園、近隣公園2か所、緑道2か所の6か所において公園緑地の利用者の行動調査を行い、4,610名のデータから、以下の知見を得た。全体の53.6%が散歩やランニングなどの移動型利用をしており、これは大人や高齢者に多く見られた。神社や街区公園は、午前中利用者が少ないが高齢者や小学生以下の子どもが友人と過ごす場となっている。近隣公園のグラウンドは、スポーツや伝統行事など幅広い年代による集団型の利用が全体の20.2%を占めていた。自然豊かな近隣公園や緑道は、定常的な大人、高齢者の利用が多く、平日利用者の60%以上が一人で利用していた。