2021年度全国大会(第56回論文発表会)

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Reports of CPIJ

reports02

Sat. Nov 6, 2021 3:30 PM - 5:15 PM 第V会場 (共通講義棟C EL43)

司会:大門 創(國學院大學)

4:00 PM - 4:15 PM

[210] A Study on Social Benefits Evaluation Method for Regional Public Transportation Planning Considering Generational Differences

Kenta Moriya1, Yoshiyuki Tokunaga2 (1.Tomiya City, 2.Miyagi University)

Keywords:地域公共交通、社会的便益、評価手法

本研究では,世代間差異を考慮した公共交通における社会的便益評価手法として,富谷市の公共交通計画を事例に検討を行った。公共交通利用者を,通勤利用者を想定した時間抵抗重視グループ,高齢者を想定した移動抵抗重視グループに分けて評価を行った。その結果,それぞれの視点によって評価が異なること,それぞれの特徴に応じた課題の抽出を行うことができ,世代の違いを考慮して評価検討していくことの重要性を示すことができた。本評価手法では, Web上のフリーのGISシステムや汎用の表計算ソフトを用いて評価値を計測できるため,財政規模の小さな自治体での活用も期待される。