2021年度全国大会(第56回論文発表会)

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Reports of CPIJ

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Sat. Nov 6, 2021 3:30 PM - 5:15 PM 第V会場 (共通講義棟C EL43)

司会:大門 創(國學院大學)

4:45 PM - 5:00 PM

[213] Research Report on Municipalities that have Mitigated Population Decline by Keeping Migratory Population Loss to its Minimum

The Case Study of Kanazawa, Hirosaki, Fukui, Onomichi, Nagato, and Kamiyama

Keiro Hattori1, Kiyonobu Kaido2, Yasuyuki Fujii3, Mihoko Matuyuki4, Tomohiko Yoshida5 (1.Ryukoku University, 2.Meijo University, 3.Shizuoka University of Art and Culture, 4.Yokohama National University, 5.Ritsumeikan University)

Keywords:社会人口増減、縮小地域、縮小都市

全国的に人口縮小が進み、特に自然減の改善がみられない状況下では、自治体が人口減少を抑制するための有効な施策は社会減をいかに少なくするかということになる。本調査では、社会減を少なくすることに成功した6つの自治体(金沢市、弘前市、福井市、尾道市、長門市、神山町)を取り上げ、それらが成功した背景をその施策を推進した関係者を中心に取材調査した。これらの6つの事例はそれぞれ人口規模や社会経済環境、政策内容は異なるが、人口減少という地域の持続性を脅かす危機に対して、地域特性をうまく活かした社会減に着目した政策によって回避、もしくはそのダメージを緩和していることが見えてきた。