2021年度全国大会(第56回論文発表会)

講演情報

都市計画報告会

都市計画報告会③

2021年11月6日(土) 15:30 〜 17:30 第VI会場 (共通講義棟C EL44)

司会:柏﨑 梢(東洋大学)

17:15 〜 17:30

[222] 高校地理教育における都市構造可視化の活用についての研究

○石井 儀光1、赤星 健太郎2、小坂 知義3、根元 一幸4、大矢 雅史5、本田 智比古5、小熊 早千香5、成田 佳絵5、吉武 哲信6、谷口 守7、辰巳 浩8、出口 敦9、中井 検裕10、岸井 隆幸2、坂井 猛11、有馬 隆文12、橋本 信幸13、田中 雄一13、中村 正裕14、畑中 良介14、鈴木 景15、内田 忠治16、許斐 知加16、橋本 尚佳17、結城 勲18、吉田 充19 (1.国土技術政策総合研究所、2.日本大学、3.セントラルコンサルタント(株)、4.神奈川大学、5.(株)帝国書院、6.九州工業大学、7.筑波大学、8.福岡大学、9.東京大学、10.東京工業大学、11.九州大学、12.佐賀大学、13.(一社)都市構造可視化推進機構、14.福岡県、15.愛知県、16.宗像市、17.(株)都市プラン九州、18.(株)福山コンサルタント、19.(公社)日本都市計画学会)

キーワード:都市構造、コミュニケーション、地理教育、メッシュ統計

人口減少社会を迎え,集約型都市構造の実現に向けた取り組みが進められている.都市構造の将来像を定める際の合意形成の重要性については論を待たず,このために,都市構造についての市民の理解を深めることは急務である.都市構造についてのコミュニケーションツールである「都市構造可視化」はその開発から15年の歴史を経て,全国の都市計画の現場への普及を実現した.一方,地理教育の現場でも15年にわたる取り組みの成果として,高校地理教育の義務化がなされることとなった.本稿では,それら2つの取り組みが歴史を経て融合することとなった経緯と成果,そして都市構造可視化の今後の展開について,その取り組みに尽力した関係者ら一同により論ずる.