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[110] 公民連携による空き家・空き地対策組織の展開と運営実態
-NPO法人つるおかランド・バンクを対象として
キーワード:空き家・空き地、ランドバンク、公民連携、NPO、鶴岡
近年、全国的に空き家・空き地の増加が問題となっている。本研究では、NPO法人つるおかランド・バンクを対象に空き家・空き地対策組織の活動展開と専門主体の役割を明らかにすることを目的とする。結論は以下の通りである。(1) 引き受けた空き家相談に対し、専門士業者や行政職員の公民のノウハウを生かし合い、空き家・空き地の再市場化を実現している。(2)不動産に関わる専門的業務は、宅建士と行政職員が主導し、既存の人的ネットワークが連携・拡大した。(3)鶴岡市と鶴岡LB事務局が組織運営活動や金銭的支援を実施し、会員事業者が対策活動を担っている。