10:30 〜 10:34
○松永 寿人 (兵庫医科大学精神科神経科学講座)
[NP/CNP] 合同シンポジウム
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2019年10月12日(土) 10:30 〜 12:10 第3会場 (413+414)
オーガナイザー・座長:松永 寿人(兵庫医科大学精神科神経科学講座)、座長:中尾 智博(九州大学大学院医学研究院精神病態医学)
強迫症(obsessive-compulsive disorder; OCD)は、一般人口中の有病率が1-2%とされるなど、少なからず出現する精神疾患である。この治療では、SSRIなどの薬物、そして認知行動療法(CBT)の有効性が確立されているものの、その寛解率は10年で50%程度と十分とはいえない。特にSSRIに対する抵抗性には、初発年齢や罹病期間、強迫症状のタイプやコモビデテイといった症候学的・精神病理学的特徴など、様々な要因が関与する。最近では未治療期間が長期化することによる神経可塑的な変化が注目され、OCDが長期化・習慣化した患者への対応が検討されている。
本シンポジウムでは、OCD難治例の臨床特徴をまずは整理し、薬物療法を中心に、neuromodulationやCBTなどの応用について、治療的介入の最前線やこれからについて紹介し、議論を深めたいと考えている。各演者は、OCDの臨床のみならず、脳内メカニズムにも精通したspecialistであり、今日的生物学的理解に基づいた新たな治療戦略の提言も併せて行う予定である。
10:30 〜 10:34
○松永 寿人 (兵庫医科大学精神科神経科学講座)
10:34 〜 10:54
○松永 寿人 (兵庫医科大学精神科神経科学講座)
10:54 〜 11:14
○中尾 智博 (九州大学大学院医学研究院精神病態医学)
11:14 〜 11:34
○中前 貴 (京都府立医科大学大学院医学研究科精神機能病態学)
11:34 〜 11:54
○向井 馨一郎、松永 寿人 (兵庫医科大学精神科神経科学講座)
11:54 〜 12:06
12:06 〜 12:10
○松永 寿人 (兵庫医科大学精神科神経科学講座)