2:50 PM - 2:52 PM
○Kazuo YAMADA (Department of Psychiatry, Tohoku Medical and Pharmaceutical University Hospital)
[NP] Symposium
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Sun. Oct 13, 2019 2:50 PM - 4:30 PM Room 10 (406)
オーガナイザー・座長:山田 和男(東北医科薬科大学病院精神科)、座長:岩崎 克典(福岡大学薬学部臨床疾患薬理学教室)
認知症の行動・心理症状(BPSD)に対する漢方治療としては抑肝散が有名であるが、実際の臨床場面では、それ以外の漢方薬が奏効することも多い。そもそも抑肝散は、BPSDのうちの興奮関連症状には奏効するが、不眠やアパシー、食欲不振などに対してはほとんど効果がない。認知症の不眠に対しては、抑肝散よりも酸棗仁湯が有効である場合が多い。また、認知症のアパシーや食欲不振に対しては、人参養栄湯が奏効することが多い。その他、漢方専門医たちは、さまざまな漢方薬を漢方医学的な“証”に応じて使い分けている。本シンポジウムでは、これらの漢方薬のうち、酸棗仁湯と人参養栄湯の認知症のBPSDへの効果について、基礎・臨床の両面からの知見を紹介するとともに、認知症治療における漢方薬の役割について議論する予定である。認知症のBPSDに対する酸棗仁湯と人参養栄湯の効果に関して、基礎・臨床の両面から切り込んでいきたい。
2:50 PM - 2:52 PM
○Kazuo YAMADA (Department of Psychiatry, Tohoku Medical and Pharmaceutical University Hospital)
2:52 PM - 3:12 PM
○Makoto OHSAWA (Oido Clinic)
3:12 PM - 3:32 PM
○Yuuji OOMIYA, Kazushige MIZOGUCHI, Atsushi KANEKO (Tsumura Kampo Research Laboratories, Kampo Research & Development Division, Tsumura & Co.)
Cancelled
○Tsuyoshi MIYAOKA (Matsue Aoba Hospital)
3:32 PM - 3:52 PM
○Katsunori IWASAKI (Department of Neuropharmacology, Fac. of Pharmaceutical Sci.,Fukuoka University, Fukuoka, Japan)
3:52 PM - 4:28 PM
4:28 PM - 4:30 PM
○Katsunori IWASAKI (Department of Neuropharmacology, Fac. of Pharmaceutical Sci.,Fukuoka University)