AsCNP/JSNP/JSCNP 2019

セッション一覧

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スポンサードシンポジウム

[SS1] スポンサードシンポジウム1
Towards precision psychiatry based on new modalities

2019年10月11日(金) 10:30 〜 12:10 第15会場 (パレスルームB)

座長:内田 裕之(慶應義塾大学医学部精神・神経科学教室)

共催:エーザイ株式会社

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[SS2] スポンサードシンポジウム2
統合失調症の⻑期予後を見据えた治療

2019年10月11日(金) 16:30 〜 18:10 第2会場 (411+412)

座長:岩田 仲生(藤田医科大学医学部精神神経科学講座)、渡邊衡一郎(杏林大学医学部精神神経科学教室)

共催:ヤンセンファーマ株式会社 メディカルアフェアーズ本部

統合失調症の治療においては急性期から慢性期まで長期にわたり、効果や副作用などを考慮した治療が重要である。統合失調症患者は一般人口より平均寿命が短いと言われているが、治療によって影響があることが報告されている。また統合失調症患者では認知機能の低下が認められ、認知機能は機能的転帰や社会機能に関連するため治療ターゲットとして注目されており、治療によって影響があることが報告されている。近年の脳画像研究のデータの蓄積により、統合失調症患者では脳構造の異常の進行が多いこともわかってきており、治療によって影響があることが報告されている。本シンポジウムでは、統合失調症患者の生命予後、認知機能、脳構造変化とそれらの治療による影響についてそれぞれの観点から、最新の知見を提示し、長期予後を見据えた治療について考える場としたい。

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[SS3] スポンサードシンポジウム3
成人期AD/HDの診断-過剰診断と過少診断-

2019年10月11日(金) 16:30 〜 18:10 第5会場 (410)

座長:齊藤 卓弥(北海道大学大学院医学研究院児童思春期精神医学分野)

共催:塩野義製薬株式会社 メディカルアフェアーズ部 / 武田薬品工業株式会社 ジャパンメディカルオフィス
※同時通訳あり

注意欠如/多動症 (AD/HD) は、頻繁で激しい不注意、多動性及び衝動性の3主症状によって定義される精神疾患であり、以前は児童期の障害とされてきたが、1970年代以降、症状が成人期になっても持続することが認められてきた。
児童期のAD/HDの50%~80%は青年期まで、30%~50%は成人期に至るまで持続すると報告されている。
多動は思春期以降に目立たなくなるが、不注意は成人になっても続くことが多く、小児期には見逃されていたAD/HDが、家庭生活や仕事の場面で困難を感じることにより成人後に初めて診断される場合も少なくない。
しかし、成人期のAD/HDの特徴として、二次障害や合併症の併存が多く、AD/HDと併存障害との鑑別診断を困難にしていることに加え、幼少期からの症状の確認が困難であることなどが、適切な診断を難しくしている。
また、最近のコホート研究では、小児期にAD/HDと診断された患者のうち、成人期には寛解に至る例が多いこと、小児期にAD/HDの診断を満たさないにもかかわらず成人期においてAD/HDと診断しうるレベルの多動性-衝動性、不注意が認められる者が多いことが報告された。
そのため、小児期から成人期への連続性に新たな疑問が投げかけられ、そのような背景の中、本シンポジウムでは、成人期AD/HDの適切な診断を行うためにどのように対応するべきか、海外・国内の演者から最新の知見を紹介していただき、議論を深めたい。

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[SS4] スポンサードシンポジウム4
New treatment, including harm reduction program, for the patients with alcohol dependence

2019年10月11日(金) 16:30 〜 18:10 第11会場 (502)

座長:齋藤 利和(‌医療法人北仁会幹メンタルクリニック / 札幌医科大学医学部神経精神医学講座)

共催:大塚製薬株式会社
※講演言語:英語

The “Basic Act on Measures against Alcohol-Related Health Harm” was enacted in December 2013. It called out to enahnce the training for medical staffs and the early diagnosis and treatment for patients with alcohol related problems to resolve the big treatment gap. In these situation, The Japanese Society of Alcohol-Related Problems and The Japanese Medical Society of Alcohol and Addiciton Studies published New Diagnosis and Treatment Guidelines for Alcohol and Drug Use Disorders. This guidelined including the harm reduction concept as a treatment goal for alcohol dependence as well susbtance use disorder. Big alteration has been seen in outpatietns treatment by accepting the drinking reduction goal in Japan. Additionaly, new pahrmacotherapy for alcohol dependece aiming to reduce in alcohol consmption was lanched in Japan. These changes would be expected to play supportive role for continuing treatment for patients with alcohol dependence both with an/or without of medication.

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[SS5] スポンサードシンポジウム5
Motivation, Tobacco, Nicotine

2019年10月12日(土) 08:40 〜 10:20 第13会場 (501)

Chairs:Edward F. DOMINO(Department of Pharmacology, University of Michigan, USA)、宮田 久嗣(東京慈恵会医科大学精神医学講座)

共催:フィリップ モリス ジャパン合同会社 / 日本たばこ産業株式会社 / ブリティッシュ・アメリカン・タバコ・ジャパン
※講演言語:英語

New types of tobacco products, which are said to be potentially less harmful than conventional cigarettes, e.g. heat-not-burn tobacco products and e-cigarettes, are getting popular. Toxicological evaluation of the use of these products are being vigorously examined, but research on “addictive” aspects of these products are less. This symposium would provide a good opportunity to examine various aspects of the new products, including their subjective effects.

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[SS6] スポンサードシンポジウム6
アルコール依存症治療の新展開―飲酒量低減の実践―

2019年10月12日(土) 10:30 〜 12:10 第6会場 (401+402)

座長:宮田 久嗣(東京慈恵会医科大学精神医学講座)

共催:大塚製薬株式会社

『新アルコール・薬物使用障害の診断治療ガイドライン』(2018年版)によると、アルコール依存症の治療目標として断酒が第一選択(最も確実な治療選択肢)であり、重篤な身体的・精神的合併症がある場合、重大な社会生活障害がある場合、重症な離脱症状がある場合などには断酒が推奨される。しかし、患者が断酒に応じない場合に、治療からの脱落を避けるための過渡的な選択肢として、”飲酒量低減”が治療選択肢として正式に採用された。あるいは、明確な合併症がないなどのより軽症な場合には、最初から”飲酒量低減”が治療目標になるとされている。
本シンポジウムでは、この新しい治療選択肢である”飲酒量低減”の位置づけ、断酒との使い分け、治療の実際、治療成績などについて、アルコール依存症治療を専門とする医療機関(病院、クリニックなどの)の立場から解説いただき、討議したいと思う。

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[SS7] スポンサードシンポジウム7
Biological Aspect in Autism Spectrum Disorder

2019年10月12日(土) 10:30 〜 12:10 第11会場 (502)

座長:齊藤 卓弥(北海道大学大学院医学研究院児童思春期精神医学分野)

共催:中外製薬株式会社

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[SS8] スポンサードシンポジウム8
New Developments in the Treatment of Psychotic Spectrum Disorders

2019年10月12日(土) 10:30 〜 12:10 第13会場 (501)

座長:Marco A. Riva(Department of Pharmacological and Biomolecular Sciences, University of Milan)

共催:大日本住友製薬株式会社 メディカルアフェアーズ部
※講演言語:英語※同時通訳あり

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[SS9] スポンサードシンポジウム9
ニコチン研究の最前線:新たな精神作用を求めて

2019年10月13日(日) 08:40 〜 10:20 第13会場 (501)

オーガナイザー・座長:廣中 直行(株式会社LSIメディエンス薬理研究部 / 帝京大学文学部心理学科)、座長:宮田 久嗣(東京慈恵会医科大学精神医学講座)

共催:日本たばこ産業株式会社

ニコチン性アセチルコリン受容体を介する神経情報伝達は、感覚、運動、情動、認知など多岐にわたる生体機能調節に重要な役割を果たしている。近年、この受容体を構成するサブユニットの構造と機能の解析が進み、その知見が新たな疾患モデル動物の開発やヒト脳機能イメージングなどの進歩と相まって、ニコチン研究は新たな局面を迎えている。そこでは基礎研究として重要な知見が蓄積される一方、気分障害、統合失調症、パーキンソン病や認知症などの神経精神疾患に対する新たな創薬の可能性も生まれている。そこで、本シンポジウムではこの研究領域で目覚ましい成果をあげている第一線の研究者による最新の研究成果を学び、基礎・臨床両面にわたる研究の可能性について討論を深めたい。

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[SS10] スポンサードシンポジウム10
ADHDの適正診断

2019年10月13日(日) 10:30 〜 12:10 第2会場 (411+412)

座長:齊藤 卓弥(北海道大学大学院医学研究院児童思春期精神医学分野)、近藤  毅(琉球大学大学院医学研究科精神病態医学講座)

共催:ヤンセンファーマ株式会社 メディカルアフェアーズ本部

「精神疾患の診断と統計の手引き」はDSM-IV-TRからDSM-Vへと改定され、成人期ADHDの診断に配慮される形となった。同時に多数のコホート調査の結果から、Late-onset ADHDという概念が出てきており、小児期との連続性に対して異論が唱えられている。こうした考えは、成人期での診断において小児期の症状の存在確認の必要性の軽視につながる可能性があり、過剰診断への懸念が存在する。また、内因性や心因性といった病因にかかわらず、慎重な鑑別診断が行われることなく、安易にADHDという診断がなされる可能性も存在する。本シンポジウムでは、そうした過剰診断に繋がるケースに焦点をあて、適正なADHDの診断がどうあるべきかを考えていきたいと思います。

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[SS11] スポンサードシンポジウム11
嗜好品科学の現在と未来 ― ハーム・リダクションは嗜好品科学を変えるか ― 

2019年10月13日(日) 10:30 〜 12:10 第13会場 (501)

オーガナイザー:宮田 久嗣(東京慈恵会医科大学精神医学講座)、座長:廣中 直行(株式会社LSIメディエンス薬理研究部 / 帝京大学文学部心理学科)、高田 孝二(帝京大学文学部心理学科)

共催:日本たばこ産業株式会社

アルコール、コーヒー、たばこなどの嗜好品は、古来から人間の生活に深く密着し、気分転換、リラクゼーション、人間関係の円滑化などの役割をになってきた。一方で、その精神面への好ましい効果(報酬効果)から嗜好性、依存性に関連し、過剰な摂取は、心身に悪影響をもたらす側面もあった。加えて、近年は、IT技術の発展にともない、ギャンブル性の高いゲームが未成年にも容易に利用可能となり、また、高カフェイン飲料が問題となっている。このようななかで、嗜好品の有益な効果(ストレス緩和、リラクゼーションなど)を維持し、依存性や心身への悪影響を最小限とするために、ハームリダクションの手法が導入されるようになった。具体的には、非燃焼たばこ、低アルコール飲料、低リスクギャンブルなどである。このような手法が、嗜好品の適正使用に有効であるのか、脳科学、認知心理学などの観点から検討することが本シンポジウムの目的である。