JSCN2019

Session information

Practical Education Seminar

[JS2] Practical Education Seminar
Pediatric Headache Master School 2019

Thu. May 30, 2019 1:00 PM - 3:00 PM Room 5 (Reception Hall (West), 4F, Bldg. 1)

Chair: Akira Nishimura (Japanese Red Cross Kyoto Daiichi Hospital), Naoki Ando (Josai Kids Clinic)

企画・趣旨のねらい

西村陽(Akira Nishimura)
京都第一赤十字病院新生児科

 小児の頭痛は昨年に引き続き,本実践教育セミナーで採用していただき,2回目となるため,1回目を基礎編とすると今回は応用編と位置づけ,よりアドバンストな内容となるように企画した.本学術集会ではシンポジウムでも「小児片頭痛の診断と治療」を取り上げていただき,シンポジウムの方は内容的には初学者向けであるため,本セミナーはそれに対比する形になった.小児の片頭痛は思春期の女性に圧倒的に多く,女性のホルモン周期に基づく頭痛の発生メカニズムをまず理解する必要があり,今回はわが国での女性頭痛学の第一人者である富士通クリニックの神経内科医でもある五十嵐久佳先生をお招きした.女性特有の頭痛の診断と治療について分かりやすく解説いただく.また,小児の片頭痛はややもするとすぐに薬物治療に終始する傾向があるが,環境調整をはじめとする非薬物療法の重要性について,荒木 清先生に詳説をお願いした.さらに,わが国の小児頭痛をこれまで牽引されてきた藤田光江先生には,頭痛外来で最も対応に苦慮する,長期欠席中高校生の慢性連日性頭痛について,クリニカルパールを伝授していただきたいと考えている.本セミナーでは,少しでも多くの小児神経科医の先生方に,小児の頭痛に対するアレルギーをなくしていただき,診療のコツを掴み取って持ち帰っていただきたい.そして,連日の激しい頭痛に悩む小児患者さんたちとその家族の幸せのためになるように祈念している.