Thu. May 30, 2019 3:30 PM - 5:30 PM Room 5 (Reception Hall (West), 4F, Bldg. 1)

Chair: Tetsuo Kubota (Department of Pediatrics, Anjo Kosei Hospital), Hiroyuki Kidokoro (Department of Pediatrics, Nagoya University Graduate School of Medicine)

企画・趣旨のねらい

久保田哲夫（Tetsuo Kubota）
安城更生病院小児科

　コンペティションといっても，初心者が対象です．成績は本人にしかお伝えしませんのでご安心ください．
　このセミナーでは，脳波により2週単位で早産児の脳成熟度を判定できることを1つの目標とします．判読法のレクチャーの後，実際のサンプルを使用し，受胎後週数を判読していただきます．結果をセミナー中に採点し，お返しします．ご自身の判読精度をご確認いただけます．aEEGをはじめとする脳波モニタリングを有用に活用するための新生児脳波の基礎知識を習熟できます．
　新生児脳波は，新生児の脳機能を鋭敏に評価できる優れた検査法です．超早産児であっても，保育器のベッドサイドで検査が可能です．脳成熟をリアルタイムで評価することにより，NICUにおいて適切な介入を行うことができ，予後の改善につなげることができます．新生児脳症においても，予後判定の重要なツールになります．
　小児神経科医のみならず，新生児科医や一般小児科医の幅広いご参加をお待ちしています．