第61回日本小児神経学会学術集会(JSCN2019)

セッション情報

学会委員会主催セミナー

[KSSS] 国際化推進委員会主催セミナー
学術集会の国際化をみんなで考えるシンポジウム

2019年6月2日(日) 09:00 〜 11:00 第7会場 (4号館3F 会議室431+432)

座長:高橋孝雄(慶應義塾大学医学部小児科), 加藤光広(昭和大学医学部小児科)

企画・趣旨のねらい

高橋孝雄(Takao Takahashi)
慶應義塾大学医学部小児科
加藤光広(Mitsuhiro Kato)
昭和大学医学部小児科

 英語を母国語としない多くの本学会会員にとって,英語での発表,討論はハードルが高い.しかし,学術集会の本来の開催理由を考えれば,グローバル化した現代において最先端の情報は英語で発表されるのが常であり,学術集会の国際化は至極当然と考えられる.ヨーロッパはもちろんアジアの他の国に目を転じればすでに国際化に向けた取り組みが行われ,日本小児神経学会学術集会よりも海外からの一般参加者が多いのが現状である.学術集会の国際化については,各集会の学会長に一任されているのが現状であり,先進的な取り組みが行われた事例もあったが,継続発展につながっていない.国内の他学会では国際化の一環として,学術集会におけるスライドと抄録の英語化を義務づけるなど積極的に取り組んでいる学会もある.乳幼児けいれん研究会(ISS)との合同開催で本学会の国際化の進展が期待される本学会のシンポジウムでは,学術集会の国際化の意義と現状,課題を,それぞれ異なる視点から4名の演者に講演していただき,会員と討論し,学会としての学術集会の国際化の方向性を考えたい.各演者と発表内容は次の通りである.

国内主要学会における国際化の現状調査アンケート結果
 藤田医科大学 石原尚子
日本医学放射線学会の国際化の経緯と現状
 九州大学 本田 浩
Debate! 学術集会の国際化と英語での発表Pros
 聖マリアンナ医科大学 山本 仁
Debate! 学術集会の国際化と英語での発表Cons
 福岡大学 廣瀬伸一