JSCN2019

Session information

Committee's Seminar

[RCSS] Committee's Seminar
Research integrity on clinical trials in Japan

Sun. Jun 2, 2019 8:40 AM - 9:40 AM Room 1 (Century Hall, 2F, Bldg.1)

Chair: Kyoko Ito (Department of Pathology and Applied Neurobiology Graduate School of Medical Science Kyoto Prefectural University of Medicine)

企画・趣旨のねらい

三山佐保子(Sahoko Miyama)
日本小児神経学会倫理委員会委員長
伊東恭子(Kyoko Ito)
京都府立医科大学大学院医学研究科分子病態病理学

 2017年に臨床研究法が公布され,2018年4月からは同法施行規則の公布に伴い,同法が施行されるに至りました.2018年12月31日現在で,同法に則った研究計画の審査を行う認定臨床研究審査委員会は全国で85承認されています.日本小児神経学会会員の所属される多くの大学医学部・医科大学ならびに研究機関におきまして,認定臨床研究審査委員会が稼働していますので,会員の皆様の中にも既にその委員会での審査を体験された方が沢山おられることと存じます.
 本企画セミナーでは,新しい法律に基づく臨床研究審査の実際をご紹介いただきますとともに,広義の臨床研究が適正に実施されるためにはどのような点に留意する必要があるかにつきまして,本学会元理事・元倫理委員会委員長の伏木信次先生にご講演いただきます.昨年,一昨年に続く企画セミナーでのご講演の依頼でしたが,ご快諾いただき感謝しております.先生には,AMED『研究公正高度化モデル開発支援事業』の中で,一昨年から「学習事例の動的生成による効果的な臨床研究倫理教育プログラムの開発」に取り組まれておりますので,本講演では,その詳細につきましてもご紹介いただけるものと楽しみにいたしております.