第61回日本小児神経学会学術集会(JSCN2019)

セッション情報

学会委員会主催セミナー

[SKGS] 小児痙縮ガイドライン策定委員会主催セミナー
小児痙縮・ジストニアの診療アルゴリズム:上肢・体幹を中心に

2019年5月31日(金) 18:30 〜 20:30 第5会場 (1号館4F レセプションホール(西))

座長:荒井洋(ボバース記念病院), 根本明宜(横浜市立大学医学部医療情報学)

企画・趣旨のねらい

根津敦夫(Atsuo Nezu)
横浜医療福祉センター港南神経小児科

 小児の痙縮・ジストニアの治療は,その原因,重症度,年齢,罹患部位やその範囲に応じて,多数の治療方法から最適の治療を選択することが重要である.また,重症例では併用療法が必要となる場合がある.このセミナーでは,上肢と体幹を中心に,経口筋弛緩薬,ボツリヌス治療,バクロフェン髄注療法,整形外科的手術療法,定位脳手術などの脳外科的治療などの適応や効果的な開始時期,導入の際の留意点などを検討し,望ましい治療アルゴリズムを議論する.