栗原淳 (埼玉県立小児医療センター脳神経外科)
Session information
Symposium
[SY7] Symposium 7
Comprehensive treatment of spasticity in children: Update
Fri. May 31, 2019 1:30 PM - 3:30 PM Room 4 (Conference Room 141+142, 4F, Bldg. 1)
Chair: Atsuo Nezu (Yokohama Medical and Welfare Centre, Konan), Nobuhito Morota (Chief Division of Neurosurgery Tokyo Metropolitan Children's Medical Center)
企画・趣旨のねらい
師田信人(Nobuhito Morota)
北里大学脳神経外科
本邦における小児痙縮の治療はこの20年ほどの間に大きな進歩を遂げ,global standardでの治療が可能となった.その一方で,小児痙縮治療の進め方をめぐっては,専門領域・歴史的背景もあり各施設・担当医によって異なっている状況である.2018年に「小児の痙縮診断・治療ガイドライン」策定委員会が発足したのを受け,現段階における痙縮治療法につき理解し,治療アルゴリズムのあり方をそれぞれの専門領域から報告してもらい,今後のガイドライン策定の方向について理解していただくことをシンポジウムの目的とする.シンポジウムでは初めに痙縮治療の歴史を概観する.その後,各専門領域別に治療法について説明していただき,最後にガイドラインの目指す痙縮治療の戦略的方向性を示す.ガイドライン策定にはまだ時間はかかるが,シンポジウムを通してガイドラインの目指す治療法のアルゴリズムに理解していただくとともに,小児神経学会会員の声も反映できるようにしたい.
金城健1, 大石央代1, 我謝猛次1, 粟國敦男1, 安里隆2 (1.沖縄県立南部医療センターこども医療センター整形外科, 2.沖縄県立南部医療センターこども医療センターリハビリテーション科)
久保田雅也 (国立成育医療研究センター神経内科)
萩野谷和裕 (宮城県立こども病院神経科)
根本明宣 (横浜市立大学医学部医療情報学)