JSCN2022

Session information

Committee's Seminar

[CS3] Committee's Seminar 3

Thu. Jun 2, 2022 3:30 PM - 5:30 PM Room 4 (Conference Hall B)

Chair: Hiroshi Sakuma(Department of Brain and Neural Science, Tokyo Metropolitan Institute of Medical Science),Yuichi Abe(Division of Neurology, National Center for Child Health and Development)

【企画・趣旨のねらい】
山形崇倫(自治医科大学小児科学)

脊髄性筋萎縮症(SMA)に対する遺伝子治療が承認され,著明な運動機能改善などの効果が得られていますが,できる限り早期の治療開始が求められます.そのためには,新生児スクリーニングを実施し,発症前から治療開始することが期待されます.SMAのスクリーニングは,ろ紙血で,realtime PCR法で実施可能です.今後,難病に対し,遺伝子治療等の治療が開発され,早期治療のため,新生児スクリーニングが求められる疾患が増えてくると想定されます.現在,小慢・難病委員会では,SMAのマススクリーニングに関するワーキンググループを立ち上げ,促進のため,また課題を検討しています.このWGでの検討内容,実施のための支援,課題への提言等を,シンポジウムとして公表し,ご意見を伺いたいと思います.