Akihisa Okumura (愛知医科大学医学部小児科)
Session information
Special Symposium
[S14] Special Symposium 14
Sat. Jun 4, 2022 1:00 PM - 3:00 PM Room 1 (Main Hall B+C)
Chair: Junichi Takanashi(Tokyo Women's Medical University Yachiyo Medical Center),Hiroaki Nagase(Division of General Pediatrics Department of Pediatrics Kobe University Graduate School of Medicine)
【企画・趣旨のねらい】
小児急性脳症は日本の乳幼児に好発し,我が国から急性壊死性脳症(ANE),けいれん重積型(二相性)急性脳症(AESD),難治頻回部分発作重積型急性脳炎(AERRPS)など症候群分類が発信され,病態・診断に関しての治験が積み重ねられています.一方で,難治かつ予後不良の症候群(ANE,AESD,AERRPS)に対する治療に関しては良質なエビデンスに乏しい状況です.今回のシンポジウムでは現時点での「小児急性脳症」研究の到達点を理解し,今後の方向性を探求すべく企画しました.COVID—19感染症の広がりと既存感染症の減少に伴う変化を含めた最近の動向,「小児急性脳症診療ガイドライン2016」前後での治療変遷,「同ガイドライン2022」の改定作業の内容・問題点,AERRPSの最新情報,現在進行中のレジストリー研究(FACEレジストリー)についてご報告いただきます.
Yuka Murofushi (東京女子医科大学八千代医療センター小児科、小児急性脳症研究班)
Jun—ichi Takanashi (東京女子医科大学八千代医療センター小児科)
Hiroshi Sakuma (東京都医学総合研究所脳・神経科学研究分野)
Hiroaki Nagase (神戸大学大学院医学研究科内科系講座小児科こども急性疾患学)