○Hirokazu Takeuchi1,2 (1.Division of Neurology, Saitama Childrens Medical Center, Saitama, Japan, 2.Department of Pediatrics, Jikei University School of Medicine, Tokyo, Japan)
Session information
Committee Seminar
[CS8] 教育委員会主催セミナー:あなたも書ける・書こう症例報告
Sat. Jun 1, 2024 10:10 AM - 11:40 AM Room2 (Bldg.4 1F Shirotori Hall (North))
Chair:Kazuhiro Muramatsu(Jichi Medical University),Hiroyuki Kidokoro(Department of Pediatrics, Nagoya University Graduate School of Medicine)
症例報告は私たちにとって宝のような存在です。なぜなら、現場での学びだけではなく他の医師や専門家との経験を共有する効率的な手段であり、これを通じて、個々の症例から原則を学び、新しい治療法やアプローチを知り、自分たちのスキルを洗練させることを可能にするからです。結果として、最善の治療を提供することにもつながります。さらに、エビデンスベースの医療の進歩に寄与するため医学的にも重要で、臨床経験や個々の症例研究は医学の進歩において貴重な情報源となり、将来の治療法開発やガイドラインの策定に寄与する可能性をも秘めています。このセミナーでは、症例報告作成の経験に基づいた当事者視点で苦労したこと、困ったこと、意識したこと、指導してもらったこと、こんなサポートがあったらよかったといった参加者に向けてのメッセージを2人の演者から自由に提示していただきます。それを踏まえて、平賀陽之先生には症例報告の意義と重要性、作成時に意識すべきこと(報告としての価値など)、書き進め方、受理される秘訣について、実践的な内容を講演していただきます。今日から症例報告が書きたくなる、そのようなセミナーになると期待しています。
○Masahiro Kawaguchi (Department Pediatric Neurology, Aichi Children's Health and Medical Center, Obu, Aichi, Japan)
○Akiyuki Hiraga (Department of Neurology, Chiba Rosai Hospital)