○Anna Shiraki1,2 (1.Department of Pediatrics, Nagoya University Graduate School of Medicine, Nagoya, Japan, 2.Department of Pediatrics, Nagoya Memorial Hospital, Nagoya, Japan)
Session information
Practical Educational Seminar
[PS2] 実践教育セミナー2:新生児脳波判読ハンズオン
Wed. May 29, 2024 2:00 PM - 4:00 PM Room5 (Bldg.2 2F 222+223)
Organizer:Hiroyuki Kidokoro(Department of Pediatrics, Nagoya University Hospital),Hiroyuki Yamamoto(Department of Pediatrics, Nagoya University Graduate School of Medicine)
NICU管理を要する新生児は様々な疾患、病態によって中枢神経系の侵襲を受ける可能性がある。中枢神経系への侵襲は年長児や成人では神経症状として表現されるが、大脳機能が生理的に未熟な新生児においては神経症状から把握が困難な場合がしばしばある。新生児脳波は新生児の大脳機能をリアルタイムに、非侵襲的に把握できる大変有用な手法である。ただ、その判読は小児・成人の脳波とは異なる部分が多く、苦手意識を抱く方も多いのではないだろうか。テキストを購入し自己学習にチャレンジするも挫折したとういう声をしばしば耳にする。
本セミナーでは新生児脳波、モニタリングに習熟した講師のレクチャーを受けた後に受講者各自のPCを使用し、実際の脳波データを講師、チューターと共に判読していただく。脳波記録をとおして共に判読することで、習熟者の考え方、判読の仕方を共有することができる。切り取られた一画面だけをみるのではわからない判読をとおして少しでも新生児脳波を身近に感じていただければ幸いである。
○Tatsuya Fukasawa (Department of Pediatrics, Anjo Kosei Hospital, Aichi, Japan)
○Yuichiro Sugiyama (日本赤十字社愛知医療センター名古屋第一病院小児科)