第66回日本小児神経学会学術集会

セッション情報

シンポジウム

[S13] シンポジウム13:術式・切除範囲の決定は神経科医か外科医か

2024年5月31日(金) 10:10 〜 11:40 第2会場 (4号館 1F 白鳥ホール(北))

座長:藤本 礼尚(聖隷浜松病院てんかんセンターてんかん科),本田 涼子(国立病院機構長崎医療センター小児科)

薬剤抵抗性てんかん患児に対する外科治療を考慮する際に外科領域に小児神経科医はどこまで踏込むべきか、は今まであまり議論されていない。外科領域である故に内科医が踏み込めない聖域である、と考え外科医に全てを委ねても期待通りの結果にならない事もある。その為、症例検討会で議論がなされ治療方針が決定される事は理想ではあるが検討会内でイニシアチブをとる科の方針で決定がなされてしまう事も事実である。今回、1. 薬剤抵抗性と判断し手術適応や手術方針についてどの程度関わるべきか 2.頭蓋内電極の方針になった場合、切除範囲や術式の判断にどの程度関わるべきか を内科医の立場からと外科医の立場から短めにプレゼンをしていただき、シンポジスト間の討議とフロアからの意見を交え内科外科間で共有すべき問題をあぶり出す。今回は問題提起となるようなDiscussionを期待しており将来的には理想的な治療方針決定ありかた迄提示できる機会になれば良いと考える。

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