○余谷 暢之 (国立成育医療研究センター総合診療部緩和ケア科)
セッション情報
シンポジウム
[S18] シンポジウム18:重症心身障害児のACPと意思決定支援について
2024年5月31日(金) 13:10 〜 14:40 第6会場 (2号館 3F 234)
座長:佐々木 征行(東京小児療育病院小児科),根津 敦夫(横浜医療福祉センター港南神経小児科)
重症心身障害医療においては、本人の苦痛の軽減や2次障害・合併症の予防のみならず、介護負担の軽減や本人と介護者の生活の質の向上も重要である。そのためには、将来の変化に備え、早い時期から医療的ケアや延命処置に対するACPが求められる。
それぞれの医療的ケアや延命処置は、苦痛を軽減するのか/増すのか? 生活の質をどう変えるのか? 本人・介護者の過剰な負担にならないか? 危険性は? などの利点と欠点について十分に検討の上、いつの時点から、どのように情報提供を行うべきかを各専門医の意見を聞いて検討したい。 また、本人・介護者の意志・人生観・価値観を十分に尊重し、本人が望む生活の意思決定を支援するためには、どのような職種が、どのように関わることが望ましいかについても検討したい。
○石川 悠加 (国立病院機構北海道医療センター小児神経内科)
○根津 敦夫 (横浜医療福祉センター港南)
○船戸 正久 (大阪発達総合療育センター)