第53回中部化学関係学協会支部連合秋季大会

実行委員長挨拶

第53回中部化学関係学協会支部連合秋季大会開催のご挨拶


第53回中部化学関係学協会支部連合
秋季大会


実行委員長 北出 幸夫

愛知工業大学工学部
応用化学科 教授


 この度、2022年の第53回中部化学関係学協会支部連合秋季大会を愛知工業大学で開催する運びとなりました。2020年の開催を予定しておりましたが、パンデミックである新型コロナウイルス感染症が流行し、当時は有効なワクチンや治療薬もなかったことから開催は中止となりました。2021年度は、静岡大学のご担当で、初めてのオンライン開催で実施されました。現在は新型コロナウイルスも感染性のより高いオミクロン株に置き換わり、連日数万人に新規感染者が出ていることから、2年越しの愛知工業大学での開催も、残念ながら昨年同様にオンライン開催とさせて頂きました

 第53回中部化学関係学協会支部連合秋季大会は、従来の開催とはことなり、一部業務を外部委託します。特に煩雑な参加登録などの管理業務を、学会運営に関して経験豊富なアトラス株式会社に委託することになりました。これらにより、参加登録や発表手続きがスムーズに進むものと期待しております。オンライン開催ですので、交通費や宿泊料を気にせずに多くの皆様にご参加いただき得られた成果を発表することで有益な刺激を得て頂きたいものです。

 会場である愛知工業大学・八草キャンパスは、2005年開催の「愛・地球博」の長久手会場跡地に開設された「愛・地球博記念公園(モリコロパーク)」に隣接する、自然環境に恵まれ、またリニモという環境負荷の低い公共交通機関でアクセスできるなど、世界が抱える諸問題を解決する上で重要なヒントを与えてくれるエリアです。このような場所から、我々は、化学者・化学技術者としてカーボンニュートラルやSDGsなど諸問題の解決への取組みを発信していきましょう、と本来なら結びたいところですが、今回このような言葉でご挨拶できないのが誠に残念です。
今回はオンライン開催のメリットを十分に活かして、数多くの皆様にご参加いただければ幸いです。