The 17th Conference of the Japanese Society for Cognitive Psychology

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Oral Presentation

[O2] Oral Pesentation 2: Social Cognition

Sat. May 25, 2019 10:30 AM - 12:00 PM Meeting Room 2 (WEST 3F)

座長:福井 隆雄(首都大学東京)、菊地 史倫(公益財団法人鉄道総合技術研究所)

10:45 AM - 11:00 AM

[O2-02] Data-driven computational modeling reveals facial cues to attractiveness

Are attractive faces always feminine-looking?

*Koyo Nakamura1,2,3, Katsumi Watanabe1 (1. Waseda University, 2. Japan Society for the Promotion of Science, 3. Keio Advanced Research Centers)

Keywords:Facial attractiveness, Sexual dimorphism, Data-driven computational modeling

顔の魅力は多様な顔特徴を手がかりとして知覚されるが,特に男性と女性の顔特徴の違い (性的二型性)が魅力印象に影響することが知られている。日本人を対象とした先行研究では,男性顔・女性顔ともに女性的な顔特徴を強調したフェミニンな顔が魅力的と評価されやすいことが報告されている。本研究では,データ駆動処理により顔魅力印象と性的二型性の相互関係を明らかにすることを目的とした。実験では,データ駆動処理により魅力印象を定量的に操作した顔画像,性的二型性を統制した上で魅力印象を操作した顔画像を生成し,それらの顔に対して魅力評価を求める課題を実施した。その結果,顔性別に関わらず,性的二型性が統制された顔画像に対しても魅力印象が大きく変化することが明らかになり,顔魅力印象は単に性的二型性によって規定されるのではなく,それ以外の顔特徴が魅力の手がかりとして大きく寄与している可能性が示唆された。

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