日本認知心理学会第17回大会

講演情報

ポスター発表

[P3] ポスター発表3:感情・動機づけ・社会的認知・言語・思考

2019年5月26日(日) 10:00 〜 12:00 セミナー室 (東館2階)

[P3-09] 医療用ユニフォームの色と場所が活動性に関する印象に与える影響

*富髙 智成1、相本 夏海1、冨田 典志1、長友 彬1、松本 唯1 (1. 京都医療科学大学)

キーワード:色、知覚、診療放射線技師

本研究では質問紙を用いて、近年診療放射線技師に必要とされつつある活動性という観点からふさわしい医療用ユニフォーム(スクラブ)の色(赤、青、黄、紫、橙、緑、白、黒)と活動場所(無背景、検査室、手術室、廊下)を検討した。その結果、全体的に活動性を高く評価される色は暖色系であったが、廊下や手術室では緑色も高く評価された。今回用いた場所のなかで廊下や手術室は相対的に活動性を求められる場所である。また、放射線技師のユニフォームとして暖色系はあまり用いられることがなく、活動性以外の観点から考えると暖色系は違和感を持たれる恐れもある。これらのことから、活動性を求められるような医療現場では、緑色が望ましいと考えられた。

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