○木下 彩栄 (京都大学大学院医学研究科人間健康科学系専攻在宅医療・認知症学分野)
セッション情報
イブニングセミナー
[ES3] イブニングセミナー3
レケンビの登場を経て、診断後支援について再考する
2024年11月22日(金) 17:40 〜 18:30 第3会場 (1F コンベンションホール(A))
座長:繁田 雅弘(栄樹庵診療所/東京慈恵会医科大学)
共催:エーザイ株式会社/バイオジェン・ジャパン株式会社
従来の認知症診療では、生活指導や抗認知症薬の処方、介護保険制度の紹介などの医療を提供してきた。しかしながら、外来診療だけでは情報提供は不十分になりがちで、診断後に適切な支援が受けられるまでの期間は平均1年5か月にもなるという報告がある。これを受け、本人と介護家族にタイムリーな心理的・社会的支援を提供し、支援までの空白期間を短くすることが重要視されるようになってきた。さらに、抗Aβ抗体薬の登場により、診断後支援の重要性がさらに増している。本セミナーでは、診断後支援についての文献・実践報告をもとにしながら、新しい時代の診断後支援の在り方について検討する。