第43回日本認知症学会学術集会

セッション情報

ランチョンセミナー

[LS2] ランチョンセミナー2

「作用機序から考えるレケンビの臨床応用」

2024年11月21日(木) 12:00 〜 12:50 第2会場 (1F 多目的展示ホール(B))

座長:岩坪 威(東京大学大学院医学系研究科神経病理学分野)

共催:エーザイ株式会社/バイオジェン・ジャパン株式会社

アルツハイマー病の病態においては、Aβが凝集していく過程で多様なAβ種が形成され、最終的に脳アミロイドとして蓄積した老人斑に毒性があるとされてきたが、近年、オリゴマーやプロトフィブリルのような早期・中間凝集体の毒性も重要視されている。この仮説に基づいて、抗プロトフィブリル抗体であるレケンビが開発され、昨年12 月に本邦での使用が可能となった。本セミナーでは、レケンビの作用機序から想定される実臨床での有効性について論じ、また、臨床経験に基づくレケンビの適正使用と医療連携について考察する。