第43回日本認知症学会学術集会

セッション情報

ランチョンセミナー

[LS5] ランチョンセミナー5

「行動・心理症状の発現リスク低減を重視した包括的治療」

2024年11月21日(木) 12:00 〜 12:50 第5会場 (3F 中会議室(A・B))

座長:和田 健二(川崎医科大学認知症学)

共催:興和株式会社

行動・心理症状は、認知症の人の生活の質を低下させ、家族介護者の負担を増加させる臨床上重要な症状である。行動・心理症状に対する治療においては、まず認知症の原因疾患の診断を早期に適切に行うことが重要である。そして診断時から家族に対する心理教育や生活支援を開始して、行動・心理症状の発現リスクを低減させることが重要である。本セミナーでは、原因疾患別の行動・心理症状の治療法、対応法を解説するとともに、最近我々が行ってきた活動や研究の結果についても紹介したいと考えている。