第43回日本認知症学会学術集会

セッション情報

ランチョンセミナー

[LS7] ランチョンセミナー7

「レケンビを投与する意義とは。認知症医療の何が変わって何が変わらないのか?」

2024年11月22日(金) 12:00 〜 12:50 第1会場 (1F 多目的展示ホール(A))

座長:秋山 治彦(横浜市立脳卒中・神経脊椎センター臨床研究部)

共催:エーザイ株式会社/バイオジェン・ジャパン株式会社

早期アルツハイマー病に適応を有するレケンビが、2023年9月わが国においても承認され、12月の発売以降、臨床での使用が広まっている。
レケンビはアルツハイマー病の原因物質であるアミロイドβ(Aβ)に対する抗体薬であり、早期アルツハイマー病の病態進行抑制が期待される。一方で、レケンビによる治療の意義に関しては個々の症例の状況と、臨床評価の解釈も含めて検討していく必要がある。
本セミナーにおいては、レケンビの臨床データから期待される治療意義について解説するとともに、レケンビの登場によって生じる認知症医療の変化と、変わらないポリシーの重要さについて演者の考えを紹介する。