○中村 祐 (国立大学法人香川大学医学部精神神経医学)
セッション情報
ランチョンセミナー
[LS8] ランチョンセミナー8
「認知症BPSDの理解と対応」
2024年11月22日(金) 12:00 〜 12:50 第2会場 (1F 多目的展示ホール(B))
座長:岩坪 威(東京大学大学院医学系研究科神経病理学分野/国立研究開発法人国立精神・神経医療研究センター神経研究所)
共催:大塚製薬株式会社 メディカル・アフェアーズ部
BPSDは認知機能低下を基盤に、身体的、環境的、心理的な要因の影響を受けて出現する。認知機能障害は神経細胞の減少と共に進行する一方、BPSDは症状の背景要因を見極め、適切なケアの実践により改善することが可能である。適切な対応として、①早期診断とその後の本人主体の医療・介護等を通じて行動・心理症状を予防する、②行動・心理症状が見られた場合にも的確なアセスメントを行ったうえで、適切な対応法について検討する、③薬物の対応が必要な場合には高齢者の特性を考慮する必要がある。そこで本セミナーでは、BPSDの評価と対応法について概説する。