第43回日本認知症学会学術集会

セッション情報

シンポジウム

[SY15] シンポジウム15「認知症脳病態PETイメージングの現状と将来展望」

2024年11月22日(金) 09:00 〜 10:40 第3会場 (1F コンベンションホール(A))

座長:島田 斉(新潟大学脳研究所統合脳機能研究センター臨床機能脳神経学),加藤 隆司(国立長寿医療研究センター放射線診療部)

2023年末にアミロイドβを標的とする抗体薬が本邦でも保険収載されたことに伴い、アミロイドPETも臨床実装をされた。また創薬過程においてはアミロイドPETに続いてタウPETも、病態診断のみならず病期評価による患者層別化や薬効評価を行うためのバイオマーカーとして、不可欠な基盤的技術となってきた。本シンポジウムは、①アミロイドPETの臨床実装で見えてきた実臨床での課題、②アミロイドPETの検診利用が推奨されない理由と今後の課題、③タウPETやシヌクレインPETなどの技術開発と最新知見など、認知症脳病態PETイメージングの最先端を学ぶとともに、目指すべき未来について議論を深める機会としたい。

島田 斉1,2, 石井 賢二3, 伊藤 健吾4, 服部 直也5 (1.新潟大学脳研究所統合脳機能研究センター臨床機能脳神経学, 2.量子科学技術研究開発機構量子医科学研究所脳機能イメージング研究センター, 3.東京都健康長寿医療センター神経画像研究チーム, 4.国立長寿医療研究センター, 5.一般財団法人浜松光医学財団浜松PET診断センター)