○池田 学1, 佐藤 俊介2 (1.大阪大学大学院医学系研究科精神医学教室, 2.松柏会榎坂病院)
セッション情報
シンポジウム
[SY19] シンポジウム19「FTLD―右側頭葉優位萎縮例の位置付けをめぐって」
2024年11月22日(金) 13:00 〜 14:40 第3会場 (1F コンベンションホール(A))
座長:池田 学(大阪大学大学院医学系研究科精神医学教室),川勝 忍(福島県立医科大学会津医療センター精神医学講座)
前頭側頭葉変性症(FTLD)の臨床サブタイプは、行動異常型前頭側頭型認知症(bvFTD)、意味性認知症(SD)、非流暢性進行性失語に分類され、長年にわたって一定のコンセンサスを得てきた。しかし、右優位型SDではbvFTDで見られるような行動異常が早期から出現すると指摘されてきた。また、近年、左優位型SDとは異なり神経病理学的な多様性も明らかとなり、欧米を中心に右側頭葉優位型前頭側頭型認知症(rtvFTD)やsemantic behavioral variant FTD(sbvFTD)の概念が提唱された。本シンポジウムでは、右側頭葉萎縮例の位置付けを多角的に論じてみたい。
○小林 良太1, 川勝 忍2, 森岡 大智1, 坂本 和貴1, 鈴木 昭仁1 (1.山形大学医学部精神医学講座, 2.福島県立医科大学会津医療センター精神医学講座)
○品川 俊一郎 (東京慈恵会医科大学精神医学講座)
○森 康治, 池田 学, the FTLD-J working group (大阪大学大学院医学系研究科精神医学)