○大野 陽哉, 木村 暁夫, 下畑 享良 (岐阜大学大学院医学系研究科脳神経内科学分野)
セッション情報
シンポジウム
[SY20] シンポジウム20「自己免疫性脳炎・関連疾患-見逃してはならない認知症との鑑別疾患-」
2024年11月22日(金) 13:00 〜 14:40 第5会場 (3F 中会議室(A・B))
座長:木村 暁夫(岐阜大学大学院医学系研究科脳神経内科学分野),田中 惠子(福島県立医科大学多発性硬化症治療学講座/新潟大学脳研究所モデル動物開発分野)
近年、新たな自己抗体の発見により自己免疫性脳炎の臨床スペクトラムの拡がりを認めている。認知機能障害を単独もしくは主症状とする自己免疫性脳炎も存在し神経変性疾患による認知症と誤診されることもある。自己免疫性脳炎は、免疫療法が有効であり、認知症の鑑別疾患として見逃してはならない疾患である。本シンポジウムでは、認知機能障害を主体とする自己免疫性脳炎の臨床的特徴、認知症に類似する自己免疫性脳炎の鑑別のポイントと治療、代表的な抗LGI1脳炎について解説する。また、高齢者における急性~亜急性の認知機能障害を呈する疾患である、CAAを背景として発症する炎症性脳アミロイド血管症についても取り上げる。
○原 誠, 中嶋 秀人 (日本大学医学部内科学系神経内科学分野)
○渡邊 修 (鹿児島市立病院脳神経内科)
○新堂 晃大 (三重大学医学部脳神経内科)