第43回日本認知症学会学術集会

セッション情報

シンポジウム

[SY22] シンポジウム22「実用化を見据えた体液バイオマーカー開発の進歩」

2024年11月22日(金) 15:00 〜 16:40 第1会場 (1F 多目的展示ホール(A))

座長:池内 健(新潟大学脳研究所生命科学リソース研究センター),徳田 隆彦(量子科学技術研究開発機構量子医科学研究所脳機能イメージング研究部)

抗アミロイドβ抗体薬治療の要否を判断するためのアミロイドβ(Aβ)検査として脳脊髄液Aβ検査が保険収載されるなど、認知症診療におけるバイオマーカーの臨床実装が進んでいる。バイオマーカーにより背景病理を加味した認知症診療の重要性が今後増していくことと思われる。本シンポジウムでは脳脊髄液マーカーの実臨床での活用、新規マーカー開発、新たな技術を駆使したアッセイ法の応用、血液バイオマーカーの実証研究などをとりあげ、体液バイオマーカーの進歩を共有したい。またバイオマーカーを最適な形で実用化していく上での課題を考え、認知症診療の将来展望を議論する機会としたい。