第43回日本認知症学会学術集会

セッション情報

シンポジウム

[SY23] シンポジウム23「高齢者の非アルツハイマー型認知症の臨床と病理」

2024年11月22日(金) 15:00 〜 16:40 第2会場 (1F 多目的展示ホール(B))

座長:吉田 眞理(愛知医科大学加齢医科学研究所),山田 正仁(国家公務員共済組合連合会九段坂病院内科(脳神経内科))

高齢者の認知症には、血管性認知症やアルツハイマー型認知症以外に非アルツハイマー型認知症として、神経原線維変化型老年期認知症、嗜銀顆粒病、辺縁系優位型年齢関連TDP-43 脳症(Limbic-predominant age-related TDP-43 encephalopathy, LATE)などが含まれる。またレビー小体病/レビー小体型認知症は加齢とともに発症が増加し、アルツハイマー型認知症と合併する頻度も高い。高齢者の非アルツハイマー型認知症の臨床病理像の特徴や混合病理像を理解し、臨床診断や画像診断、介護の現場に還元する端緒を議論したい。

松原 知康1,2, 和泉 唯信2, 村山 繁雄1,3, 齊藤 祐子1 (1.東京都健康長寿医療センター研究所高齢者バイオリソースセンター・神経病理, 2.徳島大学病院脳神経内科, 3.大阪大学大学院連合小児発達学研究科附属子どもの心の分子制御機構研究センターブレインバンク・バイオリソース部門)