第43回日本認知症学会学術集会

セッション情報

シンポジウム

[SY30] シンポジウム30「早期ADの診断」

2024年11月23日(土) 09:00 〜 10:40 第4会場 (1F コンベンションホール(B))

座長:森 悦朗(大阪大学大学院連合小児発達学研究科行動神経学),松田 実(清山会医療福祉グループいずみの杜診療所)

レカネマブの登場によってアルツハイマー病、さらに認知症の診療のストラテジーが変わりつつある。適応となるアルツハイマー病患者を選択を念頭に置き早期診断することが加わる。レカネマブの適応には、健忘があること、臨床的に軽症であること、アミロイド病理がバイオマーカーで示すことが必須である。単にもの忘れがあって、アミロイドが陽性という単純に考えてはいけない。それぞれの要件にピットフォールがある。このシンポジウムではこのピットフォールに注目して、アルツハイマー病の早期診断について議論する。

森 悦朗1,2 (1.大阪大学大学院連合小児発達学研究科行動神経学, 2.(公財)日本生命済生会付属日本生命病院脳機能センター)

小林 良太1, 川勝 忍2, 森岡 大智1, 坂本 和貴1, 鈴木 昭仁1 (1.山形大学医学部精神医学講座, 2.福島県立医科大学会津医療センター精神医学講座)