○堀 由起子 (東京大学大学院薬学系研究科機能病態学教室)
セッション情報
シンポジウム
[SY32] シンポジウム32「神経科学研究にヒト検体を活用することについて」
2024年11月23日(土) 09:00 〜 10:40 第6会場 (4F プレゼンテーションルーム)
座長:齊藤 祐子(東京都健康長寿医療センター研究所神経病理学研究チーム),木下 彩栄(京都大学医学部人間健康科学系専攻先端基盤看護科学講座在宅医療・認知症学分野)
認知症や精神疾患など、ヒト独自の疾患解明、治療法開発のためには、ヒト脳を用いた解析が最終的には肝要である。本邦では、そのために公的な研究費により、ブレインバンクの充実が図られ、約25年となり、その質については一定の評価を得るようになってきた。しかしヒト脳を研究対象とすることに何等かの障壁を感じている研究者は少なからずおられ、利用者は限られているのが現状である。ブレインバンクの維持は利用されなければ意味が無く、登録者の希望でもある。今回は、経験者に話をしていただき、ヒト検体を利用した研究の実際、有用性を知り、新規のブレインバンク利用者による活用を促したく本シンポジウムを企画した。
○間野 達雄 (国立精神・神経医療研究センター神経研究所疾病研究第四部)
○亀谷 富由樹, 長谷川 成人 (公益財団法人東京都医学総合研究所脳・神経科学研究分野)
○宮下 哲典1, 原 範和1, 大日方 藍1, 月江 珠緒1, 長谷川 舞衣1, 春日 健作1, 菊地 正隆1, 他田 真理2, 柿田 明美3, 山口 晴保4, 吉田 眞理5, 佐野 輝典6, 高尾 昌樹6, 荒川 晶7, 齊藤 祐子7, 村山 繁雄7,8, 横田 修9, 金田 大太10, 松本 雅記11, 池内 健1 (1.新潟大学脳研究所遺伝子機能解析学分野, 2.新潟大学脳研究所脳疾患標本資源解析学分野, 3.新潟大学脳研究所病理学分野, 4.群馬大学名誉教授, 5.愛知医科大学加齢医科学研究所, 6.国立精神・神経医療研究センター臨床検査部ブレインバンク, 7.東京都健康長寿医療センター高齢者ブレインバンク, 8.大阪大学連合小児ブレインバンク部門, 9.きのこエスポワール病院, 10.福祉村病院神経病理研究所, 11.新潟大学医歯学系システム生化学分野)