第43回日本認知症学会学術集会

セッション情報

シンポジウム

[SY36] シンポジウム36「レビー小体病とアルツハイマー病の併存を考える-抗Aβ抗体薬適用の可能性を見据えて-」

2024年11月23日(土) 13:00 〜 14:40 第5会場 (3F 中会議室(A・B))

座長:小林 良太(山形大学医学部精神医学講座),平野 成樹(千葉大学大学院医学研究院脳神経内科学)

昨年の本学会でもLewy小体病にみられるAlzheimer型認知症というタイトルでシンポジウムが行われたが、その後、抗Aβ抗体薬が実臨床で使用可能となり、いよいよレビー小体型認知症における抗Aβ抗体薬の適用の可能性についての議論が必要であると考えられる。そこで本シンポジウムでは、その前段階として、レビー小体病とアルツハイマー病の併存を考えるをテーマに、1.臨床神経病理学的視点からDLB common formとAD formについて、2.体液バイオマーカーやアミロイドPETにおけるAD型病理有病率や縦断的検討について、3.AD型病理がもたらす臨床症候や画像所見への影響について、4.基礎的研究の視点からレビー小体病におけるAD型病理併存の影響について、それぞれ論じてもらい、今後の抗Aβ抗体薬適用の議論の足掛かりにしたいと考えている。